500mlペットボトル=1本 山中の給水ポイントで水を汲んで飲料とすることができます。お茶・コーヒーなどは利尿作用がありますので多量に摂取するとお手洗いへ行く回数が増える人もいます。
多少のおやつは空腹を満たしますので、必要と思う方は持参ください。白谷雲水峡は入山から下山まで約6時間で、大量に持参する必要はありません。チョコレートや飴・スナック菓子など適当な量の軽食があると道中が楽しいかもしれません。
- リュック・デイパック
弁当・レインウェアなどが入る20リットル前後のもので足りると思います。
- トレッキングシューズ
しっかりとしたトレッキングシューズが快適です。
当日が晴れていても前日が雨だったりした場合、ぬかるみや水溜りが普通にあり、スニーカーではドロドロになったり浸水してきたりすることが多いので、所有していない方はレンタル品を利用することをおすすめします。
- レインウェア
上下に別れたレインウェアをご用意、またはレンタルされることをおすすめします。
コンビニや100均で売っている簡易的なものは透湿性がなく、数時間の使用で破れが発生することが多く、山の中では用を足しません。また破れないとしても透湿性がないので汗で蒸れてしまい、濡れるか蒸れるか、どちらにしても衣服はかなり濡れてしまいます。
またゴルフ用のものは帽子が別であったり、透湿性能が低いなど、トレッキングには不向きです。ないよりはマシという感じです。
ポンチョは風当たりが強く、太鼓岩などの展望の良い場所では風が強いときには着用は危険でさえあります。
- 服装・帽子・手袋
服装・・・登山口は標高約600mにあり、海岸に比べ5度前後気温が下がり、必要以上の防寒衣料(フリースやダウン)で臨みがちですが、歩き出すと次第に体温が上がって発汗し10分ほどで脱ぎたくなることが多々あります。
また長袖シャツの上からTシャツを着ると長袖シャツを脱ぐことが容易ではないお客様もいます。
羽織るタイプのシャツ、シッパーで開け閉めするタイプの長袖のブルゾンなどがあると便利です。風の強い日にはレインウェアで風の侵入を防ぐのも方法です。必要以上の着替えは重量がかさみます。
帽子・・・歩き出すまでは森の中ではさほど紫外線が強いことはなく必要性を感じませんが、展望の良い場所で休憩するような場合、強い紫外線にさらされることがあり、ハット、キャップなど形材質に関わらず、持っていて不要であることはありません。30分程度で額や頬、首など露出部分が赤く日焼けすることがあります。
特に雨天用の撥水性素材の帽子は大量に汗をかいて蒸れますので、夏期や晴天時の常時使用はおすすめしません。
手袋・・・歩行中、岩に手をついたり、木に支えをもとめたりすることがあり、手袋は裂傷や切り傷の予防に有効です。また転倒時の裂傷などの予防になります。手先の傷が気になる場合には手袋をお持ちください。
- ストック
使い慣れたものがある場合にはお持ちください。初めて使う場合には多少使用して慣れておくことがいいかと思います。